院内事故 [入院]

レントゲン、CT、では「疑い」の段階にあった肺がんが気管支鏡の検査で
ステージⅣと判明しました。このステージではすでに肺から遠隔転移といって
骨や脳へ転移しています。

母の腰痛は腰骨へ転移した腫瘍が骨を溶かしていたことが原因でした。

入院直後絶対安静、と言われたのは、骨がもろくなっているから気をつけなさい、
ということだったのです。母はそれまで痛いのを我慢する生活をしていたので
あのある朝も。。。

自分の力で起立して車いすに乗ろうとしてしまったのです。

あれほど自分で歩いては行けない、と言われていたのに。

その瞬間、強い母が「痛い!!!!!!!!!!!!!!!!」の一言を発して、
直後に鼻がスースーと音を立てて。。。

失神してしまいました。

目を見開いて、看護婦があわててライトを目に当てるのですがまったく反応なし。

これって瞳孔が開いてる、というのでしょうか。

こうならないように看護婦をトイレに行くたびにナースコールして、一緒に母を
車いすに乗せて、というように注意していたのに、一瞬で母の腰骨は壊れました。

この朝は本当に忘れられません。運悪く土曜の朝の出来事でしたので手術を申し込むも
翌週の木曜になってしまい、その長い期間意識のある間は絶え間なく痛がっているのです。

それからの食事はもちろん、排泄もベッドの上です。
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